フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)氏(故人、英ロックバンド・QUEEN、元ボーカリスト)

フレディとの出会い

伝説のロックバンド「クイーン」は本国イギリスに先駆けて日本でブレイクしたこともあり、メンバーは大の日本びいきだ。
なかでもボーカルのフレディは、インドの血が流れていることもあり、東洋文化に対し、興味と敬意を抱いていたようだ。
何度目かの来日公演の際、日本のお土産にとプロモーターからプレゼントされた武田仁の画集と版画に感動したフレディは「タケダに会いたい」と切望した。1986年、ジャパンツアーで来日したフレディは武田との対面を果たし、その席で「いつか自分のポートレートを描いてくれないか」と依頼した。武田は快諾し、完成次第手渡す約束をする。しかし、ほどなくフレディは病没してしまった。受け取り手がいなくなった絵をどう するべきか、クイーンのマネージャー、ジム・ビーチ氏と相談した結果、フレディの母へ贈る

こととなった。作品はかなりの大きさが有った為、破損しないように輸送するには相応の費用がかかった。だが、レコード会社を通じて募金を呼びかけたところ、またたく間に費用が集まり、作品は無事、フレディの母のもとへと届けられた。
贈った絵(如来になったフレディ)はドミニオン・シアターのフレディ・マーキュリー展示室とお母さんの自宅に飾られている。

 

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